私の投資遍歴

2022年2月15日

私がこれまでやってみた投資について振り返ってみたいと思います。

私は2021年1月からつみたてNISAを2021年10月からiDecoを始めました。それとは別につみたてNISA対象になっていない投資信託などを積立購入しています。現在は毎月の積立額を少しでも増やそうと支出の見直しをしてる段階です。昨今の投資ブームにのって投資を始めてみたというわけではなく、20年程前からいろんなものに手を出してみては短期間で辞めるという事を繰り返して、現在はインデックス投資をやっているというわけです。
個人的な振り返り、反省を兼ねてこれまで手をつけてきた投資を振り返りたいと思います。
これだけ遠回りをしている人もいるので、反面教師として参考にして頂ければと思います。

株式投資デビュー

最初は2004年に、当時のイー・トレード証券(現SBI証券)と楽天証券に口座を開設して株式の現物取引をやってみました。確か元手は30万~50万円ぐらいだったような記憶があります。株式投資の本を何冊か購入して短期~中期売買を少しやってみましたが、本に書いてあるように簡単に儲けられるわけもなく、1~2年で辞めてしました。楽天証券で当時話題になっていたライブドアの株は買っていたのを覚えています。思うように株価が伸びなかったので、スグに手放してしまいましたが、その数ヶ月後のあの有名なライブドア事件が起きたので、株価大暴落→上場廃止となったので危ないところでした。結局、2005年に持ってた株が値上がりして10万円ぐらいの黒字が出たところで株式投資をやめた記憶があります。

FXを体験

その数年後、ポイ活でFX業者の口座をいくつか作ったので、それを機にFXに手を出してみましたが、仕事中に為替相場が気になってしまい、仕事が手につかない状態に加え、小心者なので心臓にも悪いと思い短期間で撤退。

投資信託との出会い

そして、2007年頃に親から「毎月分配の投資信託がいいよ」と勧められたのを機に、少し自分で調べて年次分配のある国内株式のアクティブファンドと、新規に募集された中国株式ファンドを購入。2008年に北京オリンピックを控えていたので、株価が上がるだろうと安易に考えていました。この頃は投資信託の買い方もよくわかっておらず、どちらも一括購入してしまいました。国内株式ファンドは横ばいな状態でしたが、中国株式ファンドはオリンピック特需など無く公募価格からどんどん値下がりしていき、2008年のリーマン・ショックを食らいます。国内ファンドは購入価格から50%、中国ファンドは70%ぐらいの値下がりだったと思います。この時持っていたファンドは暫く塩漬け状態にして、数年後に国内ファンドは購入価格ぐらい、中国ファンドは購入価格から30%ダウンぐらいに戻った時に売却しました。ちなみに、私に投資信託を進めた親は、下がりきった時に損切りしてかなりの大損をしてしまったようでした。

投資信託リベンジ

その後、株価が下がった状態が続いていた2009年頃に毎月分配のREITファンドの積立購入を始めました。この時点でもタコ足分配という言葉も知らず、毎月分配のファンドを購入してしまうあたりが無知とは怖いものだなぁと思います。積立購入の行方はというと、20万円ぐらいまで積み立てたところで離婚などで色々と物入りになってしまい、積立を継続する事が難しくなった事から積立を中止。その後は放置で毎月の分配金の再投資が行われていました。途中でNISA口座が開始されたのですが、既に特定口座で持っている投資信託は移せない為、特に何もせずに放置を継続しました。

FXオートトレード体験

具体的な時期は覚えていないのですが、多分2013年~2015年頃にFXの自動取引に興味が出て、再びFXに挑戦しました。わずか数万円の元手でしたが、スグに1~2万円の含み益が出て、「こんなに効果あるの?」と思ったのも束の間、それをピークに含み益が減っていき、まだ数千円のプラスがある時点で手を引きました。

投資信託のその後

それから暫くは時々株式を売買する程度で、長期間放置しているREITファンドの評価額を見る程度でした。2019年に再婚する事になり、引っ越し資金などの為に放置していたREITファンドを売却したのですが、売却時には評価額は40万円程に増えてしました。途中で始まったNISA口座で買い直していたら、もう少し金額が上乗せになっていたかもしれないと思うと勿体ない事をしましたが、評判の悪いタコ足配当のファンドでも10年も持っているとここまで増えるんだなと実感しました。

つみたてNISA開始

2020年にコロナで仕事が在宅勤務になり、時間的に少し余裕ができたのでYouTubeなどで投資に関する情報を集めていったところ、地道に資産を増やすならインデックスファンドへの積立投資が良いとやっと理解しました。最初の株式投資を始めた時点、せめて2007年の投資信託を始めて購入した時点でこの事を理解していたら、今頃結構な資産があっただろうにと思いましたが、過ぎてしまったものは仕方ありません。そこでようやくつみたてNISAを始めた方が良いと認識し、それまで持っていたSBI証券のNISA口座を楽天証券のつみたてNISA口座に変更し、2021年1月から楽天証券でクレジットカード決済によるつみたてNISAを始めました。最初は数千円の少額で始めたのですが、口座を開いてしまえば金額変更は容易にできるので、頻繁に増額をして今に至っています。

iDeco開始

もう一方のiDecoの方はというと、口座開設の為の手続きが自分の会社に書類を送るなど結構面倒な手続きだった為、書類を請求したものの手続きをサボってしまったりして、開設できたのが昨年末という有様で、まだ開設手数料分がマイナスという状態です。ちなみにiDecoはSBI証券で始めましたが、後になってマネックス証券にするべきだったと後悔しました。iDecoの口座変更は手間に加えて口座変更手数料もネックになってくるので、諦めてSBI証券で続けていこうと思っています。

以上が私のこれまでの投資遍歴になります。こうやって書き出して振り返ってみるとかなり遠回りしているのが自分でもわかります。今は家庭も持っている為、自分の自由に使えるお金が限られているので、既に投資を始めている学生の方や、新社会人で投資を始めたばかりという方より投資額が少ない状態だと思いますが、自分の背丈にあった投資を地道に続けていきたいと思います。今度こそはこれまでのように途中で挫折したり、投げ出したりしないようにしたいと思っています。