ビザ、リップルの国際決済パートナーであるEarthportを買収

イギリスロイター通信の12月27日の報道によると、米決済会社大手のVisa.Incが、米Rippleと提携している英Earthport Plcを正式に買収した。

国際決済におけるブロックチェーン応用の成長を見越しての買収か

Earthportは1997年にロンドンで設立された国際決済会社だ。Earthportは2014年12月に米リップル社との提携を表明しており、国際決済の高速化、低コスト化に取り組んできた。

ロイター通信によると、今回の買収は2.51億ドルで、一株あたり0.38ドルでの取引だった。これは月曜日のEarthportの終値7.45ペンスの4倍であり、かなり高評価での買収だった。

報道によると、ロンドン証券取引所に上場しているEarthport社の今年の株価は28%以上も下落しており、同社は以前から、戦略上の「根本的な」改革が必要だとの考えを示していた。

金融企業向け通信社のFinextraによると、Earthportは2016年、国際決済用のRippleの分散元帳プロトコルに、銀行などの金融機関がアクセスできるようにするためのAPIを導入した。

これは銀行がコスト、技術、コンプライアンスの制約を克服することを目的としている。

ビザは、2018会計年度における二か国間以上の国際決済が、10%の伸びを示していると述べており、今回の買収は、これからの成長分野を考慮したものであるだろう。

またCointelegraphは10月、Visaが2019年第1四半期に国際決済を行うためのブロックチェーンベースのデジタル身分識別システム「Visa B2B Connect」を開始する準備をしていると報じた。

このシステムは、銀行の詳細や口座番号などの機密性の高いビジネスデータを識別し、それらをトークン化してプラットフォーム上の固有の暗号識別子に付与して処理することを可能にするものだ。

今年の6月には、英国やヨーロッパ全体でVisaカードの決済で問題が多発していると報告されている。Visaは公式Twitterで、「現在原因を調査中で、できるだけ早く問題を解決する。」と述べている。


記事ソース:Visa收购Ripple跨境支付合作伙伴Earthport