天猫国際がブロックチェーンを使ったトレーサビリティシステムを試行

36krの報道によると、中国No.1の越境ECサイト、天猫国际(Tmall Global)による「フルリンクトレーサビリティシステム(全链路溯源系统)」は試行段階にはいった。

これは輸入商品に「ビザ」を発行し、ブロックチェーン、動的レーザー、画像認識技術などを活用して、商品調達、物流などを全て追跡することで、輸入商品の正規品保証をさらに強化する。

電子商取引の発展に伴い越境ECが急成長している。ユーザーは商品の質、正規品か否か、ブランドなどをより重視するようになった。

したがって、質と信頼性の面で満足度を提供できる越境ECプラットフォームが競争優位を確立することができる。

実は天猫国际は2017年という早い段階で、ブロックチェーンを活用したグローバルなトレーサビリティシステムを構築する計画を開始していた。

この計画は食品の原産地と輸送ルートに関して実施された。ユーザーはECサイト「淘宝」および「天猫」で、食品の原産地、出荷港、輸入港、保税地域など全ての情報を見ることができる。

フルリンクトレーサビリティシステムではユーザーが安心して商品を購入できるようになるだけではなく、提供者側にとっても有用だ。

昨年の「双十一(11月11日)」の日に、天猫国际のトレーサビリティシステム計画は初めて試行された。当時、天猫国际とベルギーのアントウェルペンダイヤモンド取引所が正式に提携し、各ダイヤにアリペイ、天猫、淘宝アプリでスキャンできる「IDカード」が添付された。

これにはブロックチェーン技術が活用されており、スキャンすれば調達から国内流通まで全ての情報を見ることができる。

天猫の「双十一」が初めて使用したアリババのブロックチェーン技術は100ヶ国にわたり、1.5億個もの商品において活躍した。「双十一」でのアリババブロックチェーンの活用は、トレーサビリティへのブロックチェーンの現実的な応用例を示し、さらなる発展を期待させた。

今回の「フルリンクトレーサビリティシステム」では、世界63ヶ国、3700の商品カテゴリー、14500の海外ブランドについて、ブロックチェーンとビッグデータを活用した情報の透明性を提供する。

現在試行中のフルリンクトレーサビリティシステムは、現段階では主にファッションブランドなどの高級品を対象にしているが、今年3月末には徐々に様々な輸入商品に応用されていく予定だ。


記事ソース:天猫国际试运行区块链溯源系统 全球溯源计划更进一步