EOSのスーパーノードの展望


翻訳元:EOS 超级节点被截胡?装死还是往前冲 | 2019“大佬说”
ブロックチェーンの舞台上において、EOSのスーパーノードの選挙はもっとも関心が寄せられる事の一つだ。
EOSが21個のスーパーノードを設置した際の、中国の爆発的な影響に人々は驚かされた。投資家、技術者など多くの人が魅了されたことによって、たった1ヶ月でEOSの価格は4ドルから20ドルまで上昇した。
この騒がしい盛況のあと、現在のEOSは弱気市場にある。EOSの状況について、主要なEOSコミュニティの参加者に聞いた。
IMEOS.ONE 茶猫「EOSに足りないのはノードではなく、高品質なDAppsだ」
EOSのスーパーノードの種類は大きく分けて2つある。
1つはAntpoolのような採掘プール、フオビやビットフィネクス等の取引所、ブロックチェーン・キャピタルのような投資ファンドなどの主要プレーヤーで、もう1つは起業家だ。
起業家は融資を受けるためのストーリーを語りたいので、スーパーノードの競争に参加したがる。「EOS上のBitmainになった」という話は十分すぎるくらい大きい。
しかし、スーパーノードになるためにエネルギーを割くことには価値がない。
(スーパーノードはEOSのコミュニティによって選ばれる。候補者は自身がどれだけEOSのネットワークに貢献できるかを、コミュニティに対してアピールしなければならない。)
第一に、スーパーノードに選ばれたとしても、利益はそこまで大きくはない。当然スーパーノードになれば一定の利益はでるのだが、選ばれるまでのコストと比較した際、小さな利益と言わざるを得ない。
つまり短期的には、スーパーノードは資金調達の良い方法とは言えない。
第二に、そもそも選ばれる可能性はとても低い。
スーパーノードには効率良く取引処理を行えるだけの大量のハードウェアが要求されるが、早い段階で大量のEOSを所有していない一般起業家が選ばれる可能性は相当低い。
起業家としての賢い選択は、良質なDAppsを開発することだ。DAppsのエコシステムが構築されれば、起業家はスーパーノードよりも利益を上げることができる。
EOS Asia 郭达峰「スーパーノードの役割は過小評価してはいけない」
スーパーノードはEOSを本当に良くしたいと思っている者たちだ。
現在のスーパーノードの収益はそれほど良くはない。それどころか、コストが利益と相殺して損失になることすらある。
我々はDAppsやブロックチェーンブラウザなどを開発しているが、これらを安定して運用できるためには、運用保守サービスを提供するスーパーノードの役割は過小評価してはいけない。
2019年はチェーンガバナンスやCPUなどの重要な問題について投票することになるが、ノードの一つとして、私たちは重要な参加者になる。
HelloEOS 梓岑「弱気市場が終わるのはより現実的だ」
スーパーノード選挙にはBitfinex、Firecoin、ZB、OK、その他世界のトップ10の主流取引所が参加した。
これはEOSの影響力を反映するのには十分だ。EOSはさらに大規模に、DPoSの有効性を検証するだろう。
以前までDPoSシステムに疑問を呈していたノードのいくつかがDPoSを受け入れ、スーパーノード選挙に参加したことが確認されている。