Zcashが偽造の危険性を含む脆弱性を修正

多くの仮想通貨愛好家とはちがい、元CIAのエドワード・スノーデンはZcashの「ファウンダー報酬」に完全に賛成している。彼は最近Twitterで、Zcashという匿名仮想通貨への支持を認めている。

ファウンダー報酬
マイニングによって発行されたコインの10%がファウンダー(創業者)へ与えられるという仕組み。ファウンダーには創業者の他に投資家やZcashプロジェクトの従業員や顧問などが含まれ、そのコインはZcashの健全な運営や新たなプロジェクトの開発資金などに回される。

スノーデン曰く、ファウンダー報酬は問題が生じた際にZcashチームが解決に取り組むための経済的なインセンティブだ。しかし他のcryptocurrencyコミュニティのメンバーは、「たとえファウンダー報酬がなくても、多くのメンバーはZcashにコードベースの問題が発生したら喜んで解決する」と指摘した。

仮想通貨界隈の多くの人々は、ファウンダー報酬が仮想通貨の非中央集権の精神に反していると考えていることも確かだ。しかしスノーデンは、この仕組みはより多くの才能ある人材を引き付けるために非常に重要だと言った。

彼は、悪意ある第三者に攻撃される前に問題を発見し、解決しておくことを可能にするのは、安定した報酬の流れだけだと考えている。

Zcash、偽造の危険性を含む脆弱性を修正

11ヶ月前、Zcashの開発者チームはコード上に脆弱性を発見し、2019年2月6日、その解決策を考案し、修正したと発表した。

今回の問題は「counterfeiting vulnerability(偽造の脆弱性)」と称される。2018年の3月に発見されたこの脆弱性は、cheating prover(ズル検証者)がZECの発行数のチェック機能を回避することを許してしまうアルゴリズムの結果発生した。

多人数の参加者で行う秘匿計算プロトコルであるマルチパーティ計算にアクセスできる人はだれでも誤った検証を生成でき、ZECの発行数を誇張できてしまうという。

Zcash開発者チームは、この脆弱性によるこのネットワークへの攻撃は今の所ないとしている。脆弱性の発見自体、多くの経験と知識が必要だからだ。

スノーデンは、Zcashのファウンダー報酬が今回の抜け穴の解決に役立ったと述べている。

多くの人がファウンダー報酬をなぜ私が奨励するか質問するが、理由は、この資金提供は高質なチームを作り、攻撃者が目をつける前に内部で問題を解決することを可能にするからだ。

しかし反対者は、たとえファウンダー報酬がなくても問題を迅速に解決している例は確認できると強調した。ビットコインやモネロなどの仮想通貨は、開発者チームの固定資金に頼ることなく迅速に問題を解決している。実際最近ビットコインでわずかな問題が発見されたが、数日で問題は解決している。

Zcashのファウンダー報酬は10%から20%に引き上げられるとも言われている。スノーデンの主張が正しければ、問題解決のスピードはさらに上がることになるだろう。


翻訳元:创始人奖励让Zcash所向披靡?这个漏洞花了近1年才解决