Bithumbが独自OTCプラットフォームを立ち上げ

Bithumb Globalは先日、デジタル資産の店頭販売(OTC)プラットフォームを立ち上げたと発表した。公式発表によると、Bithumb(韓)の子会社であるBithumb Global Limited(香港)はこのOTCプラットフォームをORTUSという名前で提供する。

本当に仮想通貨企業の需要はあるのか

2017年以来、OTC市場が大きくなるのは明らかとの報道がされてきていた。

2018年8月、国際的な調査会社であるTabb Groupは、ビットコインのOTC市場は取引所を介しての取引市場の2〜3倍の規模になると見積もっていた。

仮想通貨研究員のEric Wall氏によると、

ビットコインのOTC市場はトレーディング市場の2〜3倍の規模である。つまり、ビットコイン取引が1日あたり約40億ドルであることを考えると、毎日約120億ドル以上が取引所外で処理されることになる。

Wall氏はまた、OTC取引の多くがブロックチェーン上に記録されるわけではないことを強調した。購入者はコールドウォレットの秘密鍵を手に入れれば良いだけだからだ。

この一年間で、多くの主要取引所がOTC市場に参入した。

2018年1月にはBinance(中)がOTCプラットフォームを立ち上げ、10月にはCircle(米)が、OTC事業が3桁倍成長していると発表した。

OTC取引プラットフォームを運用する取引所が増えている傾向は、確実に一定の需要があることを示唆している。

ORTUSの責任者であるRahul Khanna氏は次のように述べている。

デジタル資産を運用する企業は世界各国の取引所で口座を持つ必要があり、流動性や信頼性の観点で課題がある。この課題を解決するためにORTUSは、グローバル規模で流動性のあるネットワーク上での売買を提供する。

Bithumbの香港への拡大と独自のOTCプラットフォームの立ち上げは、同社のグローバル展開の第一歩となった。

Bithumbは2018年の第四四半期、イギリスに仮想通貨取引所を設立するかもしれないと噂されていた。しかしこの計画は未確定で、同社のヨーロッパ展開を決定するものになりえなかった。2019年に同社がこの計画を進めるかは未だわかっていない。

Bithumb本体はOTC事業から距離を保つ

Bithumbの親会社であるbtckorea.comの代表は韓国メディアのCoindeskkoreaで、

ORTUSはBithumbと事業における直接の関係はなく、ORTUSはパートナーとしてBithumbのブランド名を借りているに過ぎない。OTCプラットフォームとBithumbの取引所の事業は何の関係も持たない。

と発言した。

理由は定かではないが、BithumbはOTC事業に直接参入することを躊躇しているようだ。おそらく事業がいまだ初期段階にあるからだと考えられる。


翻訳元:Bithumb推出OTC交易平台 但机构是否有实际需求?