ライトコインについて調べてみた

どうも、ブロックチェーンエンジニア目指して勉強中のともろうです。今回はビットコインと似ているとされるライトコインについて調べてみました。

ライトコインとは?

ひとまず公式ページの説明を読んでみると、

ほぼ無料に近い手数料で、世界中の誰にでも即座に支払いを行うことができます。中央集権型とは異なる完全分散型であり、オープンソースでグローバルな決済ネットワークとなります。数学によりネットワークの安全性を確保し、個々人による財政管理能力を高めています。主要な数学ベースの通貨と比べ、トランザクションの確認時間が短く、ストレージの効率性に優れているのが特長です。業界による多大な支持、取り引き量、流動資産などの実績を見てわかるように、Litecoin は Bitcoin を補完する商取引媒体となります。

こんな感じのことが書いてあります。

これだけ読むとライトコインがビットコインと違うのは、

  • 送金手数料が安くて高速
  • トランザクション(取引)の承認時間が短い

といえそうです。これらを踏まえて、ライトコインとビットコインの違いをもう少し色々調べてみましょう。

ライトコインとビットコインの違い

調べてみたところ、ライトコインとビットコインの違いは以下のようにまとめられそうです。

  • トランザクションの承認時間が短い(BTCの1/4)
  • ハッシュアルゴリズムはScryptを採用
  • 発行枚数がBTCの4倍

ここから上記についてひとつずつみていきましょう。

トランザクションの承認時間が短い

トランザクションとはコインの送金・受け取りなどの取引のことです。トランザクションが完了するには以下の2つの手順を踏みます。

①取引する人が取引の内容を通知する
②マイナーが取引に不正がないか確認する(マイニング)

つまりマイニングにかかる時間が短いほどトランザクションの承認時間が短く、送金も早いということです。

(↓マイニングに関しては以下の記事でもう少し詳しく書いてみてます!)
ビットコインのマイニングって何?

冒頭の公式ページについて言及した2つの違いは、結局同じことを言っていたのですね。

ビットコインのマイニングはだいたい10分で完了する程度の難易度に設定されていて、一方ライトコインはだいたい2.5分くらいの難易度に設定されています。

ライトコインの送金手数料が安いのも、結局同じ理由です。

コインの送金手数料はマイナーの報酬になるので、承認する取引の優先順位を決めるために設定されます。つまりマイナーは、ある程度、手数料を多く支払った取引者を優先的に処理することができるということです。

ビットコインのマイニングよりライトコインのマイニングの方が簡単なので、手数料も安くて済みます。より高度な仕事の給料が高いのと同じですね。

ハッシュアルゴリズムはScryptを採用

ビットコインとライトコインは両方ともマイニングの際に、PoWを採用しています。
PoWとは一言で言うと、ハッシュ関数のナンス値を探す膨大な計算作業です。

PoWにおいてビットコインがSHA-256というハッシュアルゴリズムを採用している一方、ライトコインはScryptというアルゴリズムを採用しています。それぞれの違いについてみていきましょう。

ビットコイン:SHA-256

SHA-256は256ビット長のハッシュ値を得ることができるハッシュ関数です。SHA-256の計算には単純で膨大な計算が得意なGPUというIC(集積回路)が主に用いられてきましたが、ASICというマイニングに特化したICが使われるようになってからは、ASIC一強です。ASICは非常に効果なので所有しているマイナーが限られてしまい、公平性に疑問が持たれています。ブロックチェーンは特権を持った人がいないのがコンセプトなので、、。

アルトコイン:Scrypt

Scryptは、PBKDF2・HMAC-SHA256・Salsa20/8という3つの関数を組み合わせて暗号化しています。、利用するメモリ領域(同時に作業できる範囲)が非常に大きくかつ複数回ランダムにアクセスする必要があるので、CPUという複雑な計算が得意なICと相性がいいです。逆にパワーはあるけど複雑な計算が不得意なGPU・従来のASICは相性が悪く、ASICをもたないマイナーでも勝算があるため公平性が担保されるという仕組みでした。
しかしScryptに適応したASICが開発され、今ではその優位性を失っています。

発行枚数がBTCの4倍

ビットコインの発行上限が2,100万枚に対して、ライトコインの発行上限は4倍の8400万枚です。なぜ発行上限がビットコインの4倍なのかは調べても正確そうな情報がわからなかったのですが、ライトコインの発行スピードがビットコインの4倍であることと関係があるのかも。


今回はライトコインについて調べたことをまとめてみました。
今後もっと勉強していきながら、この記事の内容もアップデートしていきたいと思います!