Mt. Gox管財人による通貨売却の記録|市場下落の責任問われる

先日、マウントゴックスに関する情報サイトGoxdoxがマウントゴックス事件の詳細に関する「誰にも知られたくない」情報を公開した。Goxdoxにより、マウントゴックスの管財人である小林信明(Nobuaki Kobayashi)氏が仮想通貨取引所のBITPointを通して、巨額のBTCとBCHを売却していたことが明らかになった。

巨額の仮想通貨が取引所を通じて売却されていた

昨年、マウントゴックスの管理人が巨額のビットコインを売りに出すのではないかと市場でも懸念されていた。売り圧力がかかり市場が下落する可能性があるからである。

しかし小林氏本人が「専門家の意見を聞きながら市場に影響を与えない形で売り出す」と表明したので、最悪の状況は回避できるかと思われていた。

昨年3月の小林氏の発言:

BTCとBCHを売却するのは確かだが、決して仮想通貨取引所を通しては行わず、市場に影響を与えない方式で売却する。

しかしGoxdoxは、一般的な販売方法より市場の影響が少ないとされるオークションなどは行われていないと明らかにした。しかも小林氏の売却時間と、1,2月のBTC市場の下落が一致している。

Goxdoxの今回のレポート作成者:

Bitpointが寛大でない限り、管財人がBitpointを雇って管理するBTCとBCH売却をしたと考えざるをえない

Bitpointの売却が市場に影響を与えた

Goxdoxが銀行記録の各項目を調査した結果、Bitpointから管財人の口座に総額で3.124億ドルの入金があったことが明らかになった。口座の名義も「再生債務者 株式会社MTGOX 管財人 小林信明 様」と変更されている。

残念ながら去年2月23日以前の記録は公開されなかったが、Goxdoxの情報によると、小林氏はBitpointから総額83億円を受け取っている。

Goxdox:

5月1日から6月4日の間に、Bitpointから管財人へ22回の送金があり、BitpointではBTCとBCH合わせて総額240億円の売却があったことが判明した。

Goxdoxは、Bitpointがセキュリティ面のリスクを考慮し、管財人への送金を複数回に分けて行なったと考えている。

マウントゴックス管財人の銀行記録は、2018年5月から6月のBTCの下落がBitpointの販売方法と関係していることを示している。言い換えれば、BitpointはOTC(一般のオンライン取引所の外でビットコイン取引を行うこと)を採用していなかったということだ。


翻訳元:新文件坐实Mt. Gox卖币导致市场大跌,其托管人或被打脸