天猫がリリースした「金猫」が仮想通貨取引をリードするか

実店舗からオンラインショッピングへ、淘宝網(タオバオワン)から天猫へ、中国の小売プラットフォームの中心は気づかないのうちに大きく変化してきた。

このような変化の中でも特に、淘宝(タオバオ)の誕生は数千年来の商業の経営モデルを変え、新時代の商業の基盤となった。

商品の質の向上に伴って、優秀な売り手はタオバオワンから天猫へとプラットフォームを移し、今では天猫時代の主力となって、新しいEC時代を築いている。

淘宝網(タオバオワン)と天猫

淘宝(タオバオ)はアリババグループに属するECサイトで、淘宝網(タオバオワン)と天猫に分かれている。

タオバオワンは個人間取引(C2C)のプラットフォームで、誰でも無料で出品できるとして人気を集めている。一方、天猫は企業と個人の取引(B2C)のプラットフォームであり、個人は出品できない。出品のハードルは高いものの、商品の質が担保されている。

中国の消費志向が質重視になってきたことに伴い、ECプラットフォームの主力はタオバオワンから天猫になりつつある。

「金猫(Kin Mall)」が正式にオープン

2019年2月28日、「金猫」の運営機関は、金猫のメインプラットフォームが3月6日にオープンすると正式に発表した。

「金猫」は仮想通貨において、売り手と買い手が取引するためのプラットフォームだ。

天猫が買い手、売り手、審査機関などを統合したように、「金猫」は従来の取引所とは異なり、取引所、仮想通貨プロジェクト関連者、監査機関、スポンサー、個人投資家など様々な役割をまとめるプラットフォームを提供する。

金猫プラットフォームでは、監査機関がプラットフォーム内の仮想通貨プロジェクトを評価し、監査後の仮想通貨は金猫内の「プール」にまとめられる。取引所は「プール」の中から好きな仮想通貨を選択できるし、仮想通貨プロジェクト側も、参加する取引所を選択できる。

こうすることで取引所と個人ユーザーは、「プール」で公開されている各通貨の監査結果を見ながら取引することができる。

金猫は従来の取引所と違い、天猫的な統合モデルを採用しているという点で革新的な進歩がある。

まずバラバラだった各役割を一つのプラットフォームにまとめることで、ユーザーにとって取引が非常にわかりやすくなる。

これによって取引のハードルを下げ、投資家に豊富な投資の選択肢を提供する。また、巨大交易所の独占、信頼性の欠如、ハッカーによる攻撃、トランザクションの不足によるセキュリティの問題は、金猫プラットフォームによって解決されるだろう。

ブロックチェーン技術と商用アプリケーションを組み合わせることで、ブロックチェーンはますます一般的に浸透していく。


記事ソース:业内首创“天猫”模式 金猫平台或将引领区块链潮流