杭州にあるブロックチェーン産業パークを訪問するも関連企業見当たらず

翻訳元:我走访了杭州区块链产业园,里面没有一家区块链企业


ブロックチェーン技術の波は広範囲に及んでおり、個人、企業、さらには地方政府さえもブロックチェーンに注力し、この波をつかもうとしている。

上海もまた、産業の重点をインターネットからブロックチェーンに変えようとしている。そしてこのような傾向は他の主要都市でもみられる。

重慶はブロックチェーンを活用した電子商取引を確立し、南京はブロックチェーン技術発展のための投資ファンドを立ち上げた。

その中でも杭州はさらに無視ができない。

杭州政府は北上深杭(北京、上海、深セン、杭州)の中で、最もブロックチェーンに注力している都市であるとも言われている。ブロックチェーン分野における杭州の一連の動きは以下だ。

2018.4.9
杭州ブロックチェーン産業団地発足。浙江雄岸区ブロックチェーン戦略発展研究所の成立、および雄岸グローバルイブロックチェーンノベーション基金の正式な交付。雄岸グローバルイブロックチェーンノベーション基金は、余杭区政府、未来科学技術都市管理委員会、杭州に拠点を置く投資会社のTunlan Captialの共同出資によって設立。

設立の式典では、最初の10企業が同時に契約を締結した。しかし2ヶ月経過した6月時点では、まだブロックチェーン企業の姿が見られていない。

2018.6.11にOdaily Planet Dailyがブロックチェーン産業団地に訪れた際、公園の近くのスターバックスでは、「ベンチャーキャピタルがコーヒーを飲みながら、ブロックチェーンや投資項目について語る」といったシーンは見ることができなかった。

この産業団地は杭州未来科学技術都市内の余杭区文一西路1508号に位置し、アリババ西溪园区に隣接している。
alibaba

現在5000㎡の起業スペースを提供する3棟のオフィスビルがある。

入り口の「中国·杭州区块链产业园(中国・杭州ブロックチェーン産業パーク)」と書かれた碑の周りには泥や土が残っており、建物は建設中、敷地内の公園もあまり人気がないように思われる。
blockchainpark

37の企業が敷地内のビル1階のロビーで看板を使用していることが確認できたものの、どれもブロックチェーンに関連していない。

まだ入居する企業はいまだ審査段階にあり、入居場所の改修もまだ本格化していないとのことだ。

2018.6.12に未来科技城WeChatの公式アカウントは、2018年最初のブロックチェーンプロジェクトの審査結果を発表した。参加した67個のプロジェクトのうち、最終通過を果たしたのは19個であった。

プロジェクトは委員会による資料の審査や答弁、採点を通過して公表の段階に入る。公表されたプロジェクトに関しては、責任者が今後数年の事業計画を記入し、最終的に承認される。

手続きの期間は通常1〜2ヶ月だが、具体的なスケジュールはまだ出されていない。

最初に導入された10企業に関しても、発足から2ヶ月たった6月時点においては、いまだブロックチェーンパークに入居していない。

Odaily Planet Dailyの報道によると、上記の10企業は審査を受けたブロックチェーンプロジェクトとは区別されるが、今後未来科学技術都市の他のプロジェクトに関わる可能性がある。

また、ブロックチェーン産業パーク内のプロジェクトは10個までと変更されたので、10個のプロジェクトが最初の審査を完了した後、さらに多くのプロジェクトが続くことになるだろう。

とはいえ、基金を立ち上げる提案から正式な設立までたったの54日だ。投資委員長兼ブロックチェーンパーク会長のYao Yongjie氏は杭州のブロックチェーン業界のスピードを非常に誇りに思っている。

メディアの報道いわく、杭州はブロックチェーン産業にスピード感をもって注力し、「ブロックチェーン都市」の名を勝ち取ろうとしている。

しかし現実はメディアの報道のように簡単にはいかない。今後の杭州のブロックチェーン産業の発展に目が離せない。