アンドレス・アントノプロス「ステーブルコイン は単なるカラーファックス」

ビットコイン伝道師として知られるアンドレス・アントノプロス氏が今週韓国で行われたDeconomyで、「ビットコインは間違いなく普遍的になるが、問題なのは『いつか』だ。」と発言した。

さらに、「米国などの先進国でビットコインが完全に普遍化するのはもう少し先になる、さらなる発展を待つ必要があるかもしれない」と指摘した。

ビットコインが普遍化するのはいつか

アントノプロス氏はソウルで行われたDeconomyで次のように問いかけた。

韓国のような先進国で仮想通貨は必要とされているか?答えは簡単だ。韓国に仮想通貨は必要ない。では、銀行や金融システムが発展した先進国において、仮想通貨の本当の価値とは何か?

では韓国にスマートコントラクトは必要か?たしかに人々は土地の所有権をスマートコントラクトに記述し、確かなものにできる。しかしこの国にはすでに優れた土地所有のシステムがあるだろう。

したがって、突然仮想通貨が普遍化することはないと彼は主張する。それぞれの場所で異なる形態と速度で普及していくだろう。

先進国にとって金融システムの非中央集権化と少額決済は魅力的だ。仮想通貨が「余計な仲介者を排除する」という目的を超えて広い範囲で応用されるようになった時、初めて普遍化が進むだろう。

インターネットの発展と同じだ。インターネットは第一段階としてファックスに置き換わった。そして第二段階ではファックスが到底できないことをした。

仮想通貨は始まったばかりだ。仮想通貨は未だに小さなコミュニティによって支配されており、投機目当ての人々、政府の腐敗に絶望した人々、アナキストたちが仮想通貨に魅了されているに止まっている。しかし今後、インターネットにできない革命を起こすだろう。

STOとステーブルコインに対しては冷ややかな見方

アントノプロス氏のSTOとステーブルコインに対する評価は冷ややかだ。

STOは今までの証券発行のシステムをある程度改善したかもしれないが、大した革命ではない。STOは既存システムの模倣に過ぎず、魅力的だとは思えない。

中央集権的なステーブルコインについても面白くないという。彼は先ほどのファックスの話に沿って、ステーブルコインを「カラーファックス」と例えた。

ステーブルコインは白黒ファックスがカラーファックスになったようなものだ。根本的な改革にはなっていない。

また最後に、アントノプロス氏はビットコインが十年以内にVisaカードに取って代わるという個人の見解を強調した。

Visa、PayPal、Venmo等の支払い能力に達した後、トランザクションのパフォーマンスは半年以内に100倍規模に上昇するだろう。


記事ソース:Andreas Antonopoulos:稳定币只是彩色的传真机